頑固な便秘時の具体的な対処法を紹介

頑固な便秘の対処法(日常生活)



朝食はしっかり摂りましょう
朝食をしっかり摂ることは便秘を治すうえでとても重要です。結腸の蠕動運動は、からっぽの胃の中に食物が入ってくることで起こります。排便に大きく関係する大蠕動運動は朝が最も強いので、朝食を抜く生活をしているとリズムが乱れ便秘になりやすくなります。

朝食後は便意がなくてもトイレに行く習慣を
朝食後は便意が起きやすく、毎日、決まった時間にトイレに入るようにすれば、その時間が来ると自然に便意が起こるようになります。このような生活リズムを作ることも大切です。



水分はしっかり摂りましょう
水朝起きたときに、真っ先に水や牛乳を飲むと効果があると言うのは本当です。からっぽの胃に冷たい水や牛乳が入ると、大腸に蠕動運動をはじめなさいという指令が行き、さらに朝食をしっかり摂ることで便意が強まります。また、水は便を柔らかくする効果もあります。夏に便秘が悪化するのは、水分量が不足していることが考えられます。


食物繊維を摂りましょう
食物繊維は、大きく水溶性食物繊維(水に溶ける)と不溶性食物繊維(水に溶けない)に分けられます。

海藻、こんにゃく、果物などに多く含まれる水溶性食物繊維は、便を軟らかくし、腸内の善玉菌を増やす効果があります。一方、野菜などに多く含まれる不溶性食物繊維は、便の量を増やす効果があります。どちらも便秘には有効ですが、不溶性食物繊維ばかり摂取していると、便が硬くなり便秘が悪化してしまうこともあるので注意が必要です
食物繊維
食物繊維は成人で1日当たり20~25gの摂取が推奨されています。


適度な運動
運動は、血液循環をよくして大腸の運動を活発にしてくれます。また、腸の蠕動運動には腹筋が大きくかかわっており、運動不足で腹筋が弱まると蠕動運動が起こりにくくなり、それが便秘につながります。運動と言っても、ハードなものは必要なく、ウォーキングやストレッチ運動などで十分です。適度な運動を毎日続けることが大切です。
体操


腹部のマッサージ
腹部へのマッサージは、直接、大腸への刺激となり、腸の蠕動運動を促します。マッサージは、腸の走行に沿うように、ゆっくりと円を描くように行うのが効果的です。
腹部マッサージのイメージ図



入浴で便秘解消
体温が上昇すると、腸管の動きも活発になります。シャワーだけで済ませないで、温めのお湯にゆっくり入るのがいいでしょう。また、浴槽に浸かりながら、腹部マッサージをすると効果的です。お風呂でアロマテラピーを併用するのも、リラックスできていいと思います。
入浴


ストレスを解消して便秘を治す
ストレスも腸の動きをコントロールする副交感神経を興奮させ便秘を引き起こします。ストレスと便秘とは密接な関係にあり、過度なストレスは便秘の一番の原因になります。 ストレスと一言でいっても、職場の人間関係であったり、自分や家族の病気であったり、人それぞれです。大切なのは、巷で言われているストレス解消法ではなく、自分のストレスの原因を把握し、それに合ったストレス対処法を見つけることです。


下剤を使う
下剤を使う時は、便秘の原因をはっきりさせてから使うことが大切です。腸や肛門のポリープ、腫瘍、癌、炎症などが原因の症候性便秘や痙攣性便秘の人が下剤を常用すると、病気を悪化させてしまいます。常習性便秘で使う場合も、あくまで一時的に使うべきものです。下剤を長期間使い続けると、腸がその刺激に慣れてしまい、次第に通常の量では効かなくなってきます。


グリセリン浣腸を使う
浣腸はあくまで最後の手段として用いるべきです。安易に浣腸を繰り返すと、腸がその刺激に慣れてしまい、浣腸をしないと排便できなくなったり、直腸の粘膜が過敏になり、1日に何度もトイレに行ったり、下痢症状が続くこともあります。




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