宿便に関する誤解(宿便を取ると痩せるはウソ)

そもそも宿便とは



そもそも宿便ってなに?
広辞苑で「宿便」を調べると、腸内に長くたまっていた便とあります。家庭の医学で「宿便」を調べても載っていません。つまり宿便は医学用語ではないのです。

宿便と便秘
腸に便が長く溜まっているのなら、それは便秘、糞詰まりと言うべきものであって、わざわざ宿便という言葉を使う必要はないでしょう。美容やダイエット関係では、ヘドロのように腸壁にこびりついた便を宿便と称し、それを出すと2~3kg痩せると言いますが、腸は毎日蠕動運動を繰り返しているわけですから、ヘドロのような便が長期間に渡り、なんキロも溜まるなんてことは有り得ません。実際、痩せたなんて言う人もいますが、それは宿便が取れて痩せたのではなく、下剤などによる一時的な脱水で体重が減ったのだと思われます。
大腸

宿便は誰でも持っている
人間は毎日食事をするので、腸粘膜には水垢のように黄色っぽい膜のようなができます。これを宿便と定義するなら、どんな美しい女性でも、どんなイケメン男性でも、全員宿便を持っています。薬剤や腸内洗浄などで、一時的に宿便(水垢)を取っても、一度食事をすればまた直ぐに溜まってしまうものなので、あまり意味はありません。



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